鼻毛の脱毛で人気のブラジリアンワックスにまつわる怖い話。
これは、私たち女子会グループに実際に起こった忌まわしい事件である。
2年前の事件だが、
あまりの恐ろしさに私たちのあいだで、この話題にタブーとされていました。
しかし、最大の被害者である『まりっぺ』によって解禁され、
最近になって、やっと笑い話にすることができました。
鼻毛脱毛のブラジリアンワックスが流行った!
2年ほど前でしょうか。
ブラジリアンワックスで鼻毛脱毛をする商品が流行りましたよね。
- レンジでブラジリアンワックスを溶かす
- 細長い棒の先に、溶かしたブラジリアンワックスをつける、
- 鼻に差し込む
- 鼻に突っ込み
- ワックスが固まるのを待つ
そして、引っこ抜く
すると、
固まったブラジリアンワックスで鼻毛が抜けるというものでした。
当時流行していたのは、GOSSOという、鼻毛用のブラジリアンでした。
しかし、GOSSOが手に入らなかった私たちは、類似品を試しました。
鼻毛脱毛女子会を開催
テレビでも人気だった鼻毛脱毛GOSSOの類似品を手に入れた私たちは、
急きょ、鼻毛脱毛女子会を開催しました。
女子会の会場は、会社の近くに住んでいるA子宅。
缶酎ハイを開けながら、
6人の女子が12本の鼻毛脱毛の棒を持ってスタンバイ。
だれもが、面倒くさく
まりっぺが勝手に決めた罰ゲームに、反対することなく、
鼻毛脱毛女子会のメインイベントが始まった。
鼻が!鼻脱毛でトラブル発生!
「片方ずつね!」
レンジに温められて溶けたブラジリアンワックスを、
それぞれの棒に付けて、練ってみる。
程よい硬さ(温度)になったのを見計らって、
それぞれが、鼻の穴に棒を差し込んだ。
私もみんなも、まりっぺが勝手に決めた罰ゲームを逃れるため必死だ。
「もう、みんないいんじゃない?」
「一緒に抜こう」
「せーーーのっ」
みんな一斉に抜いた。
まりっぺを除いて。。。
まりっぺの悲鳴に、みんな大爆笑!
だけど・・・
まりっぺ再度チャレンジしても抜けず、涙目に。
どうやら、鼻の中の皮膚がくっついたようで、
一気に抜くと危ない。
じわじわ引っ張っても、取れない。
普段は、こういった『おいしいこと』が大好きなまりっぺなのだが・・・
そのまりっぺの必死な顔に、みんな『まずい』と焦る。
取れない棒と一生暮らす?
1時間ほど、格闘してあきらめた。
平日のど真ん中(たしか水曜日)だったので、
翌日は病院があいている。
中身はアレだけど、見た目は美人の、まりっぺの鼻から白い棒が出いている光景。
本当なら超笑えるシチュエーションだけど・・・
結局、まりっぺは彼氏に迎えに来てもらい、
まりっぺは、みんなの重い空気を、まりっぺ節で和らげ、
マスクをして彼氏さんの車で帰って行った。
結局、棒はとれたけど
次の日、体調不良でまりっぺは欠勤。
ラインによると、病院に行く前に棒はとれたが、
鼻の中は悲惨な状態だとか。
耳鼻科では、
先生や看護師さんの目が笑っていたそうな。
悲劇を起こさないためには?
何故このような悲劇が起こったのかは、はっきりとは分からない。
しかし、考えられる点は2つ
- ワックスの量が多かった(私はそう感じた)
- まりっぺは、鼻毛の処理をこまめにしているため、鼻毛が短かかった
粘膜にブラジリアンワックスを接触させるのだから、
今思えば、もう少し丁寧にするべきだったようにも思う。
また、
まりっぺが耳鼻科で言われたことによると、
- 鼻の中に異物を入れるのはけしからん
- 粘膜に「とりもち」のようなものを入れるのもけしからん
- そもそも鼻の毛の処理は不要である
- 無理やりとらずに医者に見せるべきだった
鼻にブラジリアンワックスを使う必要ある?
冷静に考えると、
ブラジリアンワックスを粘膜に入れるって怖くないですか?
この後、だれひとり鼻をブラジリアンワックスで脱毛する人はいないのであった。
カッターで充分だよねー
このときの、女子会メンバーは片方の鼻だけブラジリアン脱毛して中断しました。
あの当時、みんな鼻毛が片方だけあったことを想像して、笑ってしまうのでありました。。。