毛の周期
光脱毛を、より効果的に受けるために、毛のことを少し知っておきましょう。
脱毛など、処理をしなければ、いつ見ても同じくらい生えています。
しかし、いつも見ている毛は、いつも同じ毛ではないのです。
毛には周期があるのです。
成長初期
毛根部分(毛球部)で毛が作られ、体から栄養をもらい成長して皮膚の表面に出る。
成長後期
体から栄養をもらい、どんどん伸びる
退行期
体からの栄養がもらえなくなり、成長がとまり、やがて抜け落ちる。
休止期
抜け落ちて毛がない状態。毛根部分(毛球部)は栄養を蓄える。やがて成長が初期の毛が作られる。
と、いうように、
生えて、伸びて、抜けて
を繰り返しているのです。
上記の周期の中で、私たちが見ることが出来る毛は、
成長後期と退行期です。
成長後期と退行期の毛は、毛根部分の3分の1程度です。
つまり、私たちの体には、
生えている毛(見えている毛)の3倍もの毛根(毛球部)があるのです。
また、この一連の周期は部位によって違いはありますが、1年~2年をかけて一周しています。
光脱毛・レーザー脱毛で処理出来るのは、成長期(初期)・成長期(後期)のみ
光脱毛・レーザー脱毛は黒い色に反応する光やレーザーを使用するため、
毛が細くなった退行期には毛根に充分なダメージを与えることができません。
また、休止期には全くダメージを与えることが出来ないのです。
そのため、全ての毛根部分にダメージを与えるまでには、時間がかかります。
毛の周期は人によっても、部位によっても違います。
効果的な脱毛を行うためには、毛の周期をよく理解する必要があるのです。
エステサロンに行く間隔が短すぎると、
成長期の毛が少なく無駄に光を照射することになり無駄にお金がかかります。
また、間隔が長すぎると、
前回、休止期だった毛が退行期に入ってしまいます。
こうなると、処理を逃してしまった毛が、再び脱毛の効果がある成長期になるまで待たなければなりません。
同じ部位でも、周期のバラツキがあるため、
同じタイミングで処理を漏らした毛が、
また同じタイミングで成長期を迎えるとは限りません。
こうなると、全て処理が終わるまでには、
さらに多くの時間とお金がかかってしまうのです。
しかし、目的が減毛の場合は、
処理の頻度を長くすることによって、
成長期の毛が充分に揃ってからの処理となるので効果な方法でしょう。
(^_^)ノ