性病(性感染症)の検査を定期的にしてますか?
少し不安になっても、
- どこで(何科)ですればよいのか
- 値段が高いのでは
- 恥ずかしい
などの理由で後回しにしてしまいがち。
そうこうしている内に、
悪化したり、取り返しのつかないことになったり、
他人に感染させてしまう原因になってしまいます。
性病を疑ったとき、何をすれば良いのか、人には聞きづらいのも、検査を後回しにしてしまう要因に。
- どこで性病の検査を受ければよいのか
- 値段はどれくらいするのか
- 保険はきくのか
誰にも会わずに自宅で検査キットを使う方法もあるので紹介します。
目次
定期的に性病検査をしないとヤバイ?
性病検査って定期的にしてる?
『おしおき』されるんだよね?
厚生労働省の性病(性感染症)検査を促進するポスターには、
懐かしいセーラームーンが、『検査しないと、おしおきよ!』と。
まりっぺの侮蔑する顔がちょっと怖かった・・・
性病検査をしなければ、『おしおき』されるのが、ヤバイのではなく、
ヤバイのは近年騒がれている、ある性感染症の急増です。
以下は厚生労働省性感染報告数のデータです。
女性の梅毒感染の報告件数です。
平成24年までは、年間200件程度とほとんど報告がなかった梅毒は、
平成25年以降、毎年倍増しいます。
平成24年には報告された女性の梅毒感染者数が183件だったのが、
平成29年には1895件と、5年間で10倍以上になっています。
値段もよく分からないしさ
性病の検査を受けるには
性病の検査を受けようと思っても、分からないことばかり・・・
- 面倒
- どこに行けばよいのか
- 費用はどれくれいなのか
面倒でも、自分の体のため、パートナーの体のためには受けておきたいところ。
思い切って、行くことが大切だよね!
どこで検査を受ける?
性病の検査は婦人科で出来るようですが・・・
もしかすると、これを知らなかったのは私だけだったのかな?
『産科』と『婦人科』を合わせて『産婦人科』であり、
産婦人科は婦人科も兼ね備えているそうな。
ちなみに、私はよく分からなくて『レディースクリニック』と名乗っているところで、
乳がんやら、子宮頸がんやらと一緒に性病の検査もしていました。
まぁ、
『レディースクリニック』 = 『婦人科』
なんだけどね。
性病の検査ができるところ
- 婦人科
- 産婦人科
- レディースクリニック
- 性病科
- 自宅で検査キットを使う
検査の費用は?
値段って気になりますよね。
検査による費用は、場合によって大きく変わってきます。
保険がきく場合
性器のかゆみや、おりものの状態など、症状が出ている状態で受診し、
お医者さんが『性病の検査の必要がある』と、判断した場合は保険が適用されます。
しかし、医師が必要と判断した検査のみになります。
この場合、通常の医者にかかる程度の値段で検査を受けることができます。
大体、2000円といったところです。
検査の結果、陽性であれば治療費や薬代などが掛かってきます。
保険がきかない(自由診療)場合
症状出ていない状態で検査を受ける場合や、
同時に複数の検査を受ける場合は、保険が適用されません。
この場合は、病院が自由に値段を決められるため、病院によって値段が大きく変わってきます。
1項目3,000円~8,000円
クラミジア・淋病・梅毒・HIVなど複数の検査をすると20,000円~50,000円 など、
高額な検査費がかかってしまいます。
クラミジアや淋病のように、性器だけでなく、咽頭(のど)に感染する場合もあるため、
咽頭の検査も含めると大きな支出となってしまいます。
病院に行かずに検査ができる方法も!
最近では、病院に行かずに検査キットを使う人が多いようです。
これなら恥ずかしくなく、面倒でもないですよね。(病院に行くよりは)
また、自由診療で検査を受けるよりも安い値段で検査をすることができます。
その方法は、検査機関によって違いますが、
- 申し込み
- 検査キットが送られてくる
- 説明書を見ながら検体を採取しポストへ投函
- ラボで検査が行われる
- 結果が送られてくる
申し込みから、1週間~10日ほどで結果がわかります。
時と場合によって、どこで検査を受けるか決めよう!
性病の検査には上記の3つの方法があります。
- 保険診療
- 自由診療(保険適用外)
- 検査キット
それぞれにメリットとデメリットがあります。
保険診療
メリット
- 3割負担なので値段が安い
- 陽性であれば、そのまま治療に移行できる
- お医者さんに直接相談ができる
デメリット
- 医者が必要と判断した項目のみの検査
- 医療通知書によって家族にバレる恐れがある
- 病院で知人と会ったら気まずい
- 恥ずかしいことを聞かれる
チラ見してゴミ箱に直行する、あのハガキ。
内容は3点のみ。
- 受診日
- 病院名
- 受診料
家族に見られると、病院名と受診日などから気づかれてしまう可能性も。
病名は記載されないが、
性病の治療で有名な○○クリニックだったりしたら・・・
潜伏期間や性病の種類の特定などから、女子にとって答えにくい質問をされます。
診察前に問診票に記載するだけなら良いのですが、医師に直接きかれると・・・
- 最後の生理は?
- 感染を疑うセックスをしたのはいつ?
- 最後にセックスをしたのは?
- コンドーム装着の有無は?
- 口腔性交いわゆるフェラチオをやったか?
- その場合口腔内で射精を受けたか?
このように答えるのに躊躇ってしまう質問をされてしまいます。
自由診療(保険適用外)
メリット
- 検査をする項目(病気)を自由に選択できる
- 匿名で検査ができる
- 医療通知書が届かないので家族にバレない
- お医者さんに直接相談できる
デメリット
- 値段が高い
- 病院で知人と会ったら気まずい
- 恥ずかしいことを聞かれる
検査キット
メリット
- 検査をする項目(病気)を自由に選択できる
- 匿名で検査ができる
- 医療通知書が届かないので家族にバレない
- 誰にも(医者にも)会わずに検査ができる
- 病院での自由診療より値段が安いことが多い
デメリット
- 医者に症状などの相談ができない
- 陽性の場合、治療のために病院に行く必要がある
一番気を使うところなので、検査キットの会社も工夫をしているようです。
郵便局留めや、ヤマトの営業所留めなども可能なので、安心してですね。
おすすめの性病検査キットはこちらで紹介しています。
どういう方法で検査をするにしても、
すぐに行動をすることが大切です。